京都 長樂館 [観光スポット(京都)]
ピラミッドアジサイです。
梅雨時期のアジサイが終わった後に、蕾がつきだし、今も咲いている花時期が遅いアジサイです。
バラのオードリーヘップバーンやポールネイロン、千日紅などと一緒に飾っています。
この隣には、マリモの入った器があります。
なかなか大きくならないマリモですが、緑の球体でかわいらしいです。
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娘が行きたいと思っていた「長樂館」を訪れました。
明治42年に、煙草王と呼ばれた実業家 村井吉兵衛により、国内外の賓客をもてなすために
迎賓館として建てられました。
伊藤博文や大隈重信などの有名政治家や、
英国皇太子ウェールズ殿下、米国フランスロシアなどの公爵、大使などの外賓の方々など
歴史を飾るたくさんの方々も訪れたようです。
3階建てになっていて、瀟洒な洋室、美術室、3階は和室になっている、和洋折衷の素敵な
建物になってるようです。
1階のロビーのところです。
係りの方が立っていらして、丁寧に対応してくださいます。
娘がアフタヌーンティーを予約していてくれて、通されたのは迎賓の間です。
私たちが入ったときは、早い方だったのか、数名しかおられませんでした。
ロココ調の優雅な室内です。
最初に、ワインやジュースなどの飲み物が選べます。
その後に、3段の英国式アフタヌーンティーのセットが来ます。
スコーンやサンドウィッチ、ケーキなどのデザート、見るだけでもワクワクしてくる数々です。
紅茶のポットや器もおしゃれです。
紅茶は、飲んだ後に違う茶葉の紅茶もリクエストでき、ポットで運ばれてきます。
カップも替えてくださいます。
ゆっくりと時間をかけて楽しめるティータイムです。
私たちが退室する頃には、満席になっていました。
丸山公園が隣接してあるので、桜や紅葉の頃には、2階の貴婦人の間などからは
見渡せてその景色も楽しめるようです。
明治後期の国内外の賓客、各界の錚々たる人たちがもてなされ、鹿鳴館をもしのぐほどだったと
言われるのもわかるような気がします。
和のイメージのある京都での、エレガントな洋の雰囲気で、優雅な気分を味わうことのできる
ティータイムの満ち足りたひとときでした。