高台寺 [観光スポット(京都)]
ジュズサンゴ(数珠珊瑚)の赤い実です。
名前のように、珊瑚のような美しい実をつけます。
実になる前の花は、白い小さな花です。
かわいらしい赤い実と花が同時に楽しめます。
数年前に植えたジュズサンゴですが、赤い実が落ちて、またそこから増えるので
あちこちから出てきています。冬はなくなりますが、
根が残っているので、また次の年にも必ず出てくる楽しみな花です。
京都の圓徳院からの続きで、高台寺です。
北政所(ねね)が秀吉の死後、その菩提を弔うために建立したお寺です。
池のある趣きのある庭園です。
書院と奥に見える開山堂をむすぶ屋根廊下です。
中央付近に少し高くなっている屋根のところが、観月台になっていて
ここで、北政所(ねね)は、秀吉を偲びながら月を眺めたかもしれませんね。
方丈から眺めた方丈前庭です。
白砂が敷き詰められ。、盛り砂のある美しい枯山水になっています。
もみじも多く、秋の紅葉の時期は、また一段と美しいことでしょう。
開山堂
開山堂天井の龍図も特別公開で見ることができました。
開山堂の中から、観月台のほうを見た眺めです。
霊屋(おたまや)は、秀吉と北政所をお祀りしてあるところで、
ねねと秀吉の像が並べて安置されています。
そしてねねの墓所になっています。
華麗な蒔絵の施された展示も見事でした。
ここ高台寺には、桃山時代の代表的なお茶室もあり、それもまた見どころの一つです。
遺芳庵
傘亭
内部の天井が、竹で組まれ、唐傘に似ているところから、傘亭の名があるようです。
時雨亭
傘亭の隣にあり、2階建ての珍しい茶室です。
展望台も初公開で、登って高いところから見た眺めです。
京都タワーや五重塔が見下ろせ、京都市内が一望できます。
竹林のところを下っていきます。
まっすぐ伸びた竹を見ながらの歩きも、なかなかいいです。
近くにある高台寺掌美術館も寄って見ました。
高台寺所蔵の絵画、美しい蒔絵の調度品、受け継がれてきた文物など
見ごたえのある宝物が鑑賞できました。
ねねゆかりの地、
自分の子供には恵まれなかったですが、母のような心で慈愛に満ちたねね
その人柄にも魅了されることです。
NHK[真田丸」の放送も見ていますが、秀吉との深いつながりも感じられる気持ちの入った
スポットになることでした。