臼杵石仏 [観光スポット(大分)]
木蓮の枝についていた固い蕾が開きました。
高いところで咲く花も、壺などにさすと、近くでその美しさが楽しめます。
木蓮の下にあるハボタンです。
正月に飾った小ぶりのハボタンだったのですが、きれいだったので花を変えるときにも
これは残して飾っていたら、葉の開き具合が大きくなってきて、長い日数このようにしています。
ハボタンも紋様もくっきりと美しいですね。
臼杵のことを記事にしていますが、臼杵といって一番に浮かぶのは石仏ですよね。
だいぶ前に、臼杵を訪れた時も、臼杵の大仏だけ見て、別な場所に移動しました。
今回、町巡りをして、ほかにも見どころがいっぱいの臼杵の街ということがわかり、
嬉しい発見でした。
臼杵の石仏です。
石壁に刻まれた磨崖仏群で、平安時代から鎌倉時代に彫られたみたいです。
9体の阿弥陀如来像
阿弥陀三尊像
最も優れた石仏の一つです。
通路を上がっていくとまた別な石仏群に出会えます。
地蔵十王像
光背の彩色唐草紋もきれいに残っています。
如来三尊像
膝前が長く広いのが特徴です。
竹が上に上にと伸びた崖を見ながら通路を進みます。
階段の上に、山王山石仏があります。
隠れ地蔵とも呼ばれ、安井曽太郎画伯も絶賛した像です。
輪郭が丸く、目鼻もこじんまりして優しいお顔に癒されます。
古園石仏は、改修工事のために近くで見れませんでした。
下にある広い広場に行くと、古園石仏が遠目に見えています。
カメラの倍率をだいぶアップして、どうにかお顔が撮れました。
石仏のパンフレットや案内によく載っている石仏です。
わたしが以前見たときは、この仏頭は落ちたためか、下のほうに安置してありました。
今は、体の上に復位されています。
たくさんの石仏が大切に保存されています。
彫刻の質の高さもあり、磨崖仏では、ここ臼杵の石仏は、日本唯一の国宝になっています。
静まった柔和なお顔、じっくり見ながらこちらも気持ちが静まり落ち着きます。
石仏の下の広場の向こうには、満月寺があります。
そこの石仏梵鐘です。平和祈願のために作られたようです。
子供たちがついていて、鐘の重厚で清めるような音が響いていました。
鐘の近くには、すもものようなお花がきれいに咲いていました。
お店のところに記念にと、壁にかけてある石仏の画像です。