山鹿(豊前街道) [観光スポット(熊本)]
山鹿の豊前街道をゆっくり散策しているときに見た、白い美しい大輪のバラです。
山鹿の豊前街道は、明治の面影の古い建物がのこっています。
惣門から入り、その建物を楽しみつつ歩いてみました。
江戸時代、山鹿の出入り口にあった門で、外来者を規制する火の番所門として、朝6時に開け
夕方の6時には門を閉めたようです。
手前は、菊池川になっています。
レトロ感を味わえる建物が並んでいます。
抹茶のアイスを買ったお店です。お店の方も写ってしまいました。
隣の家屋で休憩しながら食べていいとのことで、入った家です。
天井も高く、昔ながらの雰囲気が楽しめます。
ここでは、テラコッタと書の展示もありました。
調度類なども年代を感じさせてくれます。
釣り糸を垂らした面白い猫もいます^^
座ってアイスを食べていたら、突然2羽のツバメが現れました。
ここに巣を作っているようです。
胸の白いきれいなツバメたち。
電気器具のほうにも飛んで、まるで置物のようです。
せんべい工房というお店に入りました。
店先には、せんべいを作る器具が展示してあります。
手焼きせんべいの体験もしました。
店主の方です。
時間もかからずに、簡単に、すぐにホヤホヤのせんべいの出来上がりです。
ポン菓子のようなやさしい食感で、香ばしいおいしいせんべいです。
テクテクと町並みを見ながら歩いていきます。
お昼時になり、「温泉プラザ山鹿」の中に入っているお食事処でいただきました。
山鹿牛のステーキですが、箸で口に運んで、口の中でとろける柔らかさで美味しいです。
食後は、「さくら湯」のほうに行きました。
江戸時代、肥後細川藩主の御茶屋としての歴史がある元湯です。
木造伝統的工法で再生されたとのこと。
貴賓客が使用した「龍の湯」も見学できます。
天井に描かれた大きな龍の絵です。
「さくら湯」に隣接した家屋の室内では、工房のかたの陶器の展示もしてあり
写真も撮らせてもらいました。次回に載せたいと思います。
この後、この「さくら湯」の温泉にゆっくり入りました。
浴室は、天井も高くとても広い贅沢な造りになっています。
壁には、レトロなポスターとかも飾ってあり、懐かしい気持ちで癒される温泉です。
*庭のバラ*
ロココ
ヒラヒラとした花びらで、上品な優雅な感じのするバラです。
アプリコット色で、この色もとても好きです。
程よいいい香りがします
お気づきかもしれませんが、新しいプロフィール画像にしました。
同じロココですが、白っぽくなった花もあります。
アイスバーグに似た感じです。
ゴールデンウィーク 山鹿(石の風車・日輪寺) [観光スポット(熊本)]
庭のジャーマンアイリスです。
いくつか株がありますが、今年咲いたのは、3本でした。
5月の端午の節句もあり、兜と一緒に床の間に飾っています。
端午の節句のショウブは、アヤメ科の花菖蒲とは違い、ショウブ科(サトイモ科)で
花も地味なものです。
出かけたときに、ショウブとヨモギのセットが売られていました。
5月5日に、魔除け、邪気払いのために、玄関の外に飾るといいようです。
玄関の外に飾り、お風呂にショウブは入れて、「しょうぶ湯」にしました。
お湯が、しっとりとして、気持ちが良かったです。
ゴールデンウィークは、熊本の山鹿のほうに出かけました。
高台に、石の風車があります。
正面から吹いた場合、ススキの穂が揺れる風で回るようです。
私たちが見たときは、2つの風車が回っていました。
固くて丈夫な石の風車が、スムーズに回る様子も不思議な感じです。
ここから、横のほうに目を向けると山の中腹に大きな岩が見えます。
不動岩で、パワースポットのようです。
近くまではいきませんでしたが、遠くからでもその存在感は十分に伝わってきます。
ここから、日輪寺のほうへ向かいました。
日輪寺梵鐘です。
庭の池には、黄色いアヤメやバラがきれいに咲いていました。
この橋を渡り、階段を上っていくと。目の前に「おびんづるさま」が現れます。
高さ30mの巨大な大仏です。
わかりづらいかもしれませんが、まっすぐではなく、山の斜面に沿って斜めに立っています。
すぐ横の建物の中にも、臥している「おびんづるさま」を見ることができます。
おびんずる様といえば撫で仏で、
自分の身体の悪いところと、おびんずる様の同じ部分を交互にを撫でると
病気が治るという仏様とのこと。ありがたい大仏様ですね。
私も、予防的な意味でも、気持ちを込めて撫でさせてもらいました。
気になるところをあちこち撫でたので、欲張りと思われたかも(*_*;
また、ここには、赤穂浪士17名の遺髪を奉った遺髪塔もあり。由緒ある寺院です。
日輪寺公園は、桜やツツジも有名のようですが、ツツジももう終わっていました。
その時期には、高台に鮮やかないろで美しいことと思います。
この後、豊前街道に車で移動します。
また次回に載せたいと思います。
*庭のバラ*
ピエール ドゥ ロンサール
蕾が、いっぱいつき、次から次に咲きだし、毎日嬉しい日々が続いています。
雨の中でも、雫を受けて美しい姿をみせてくれます。
リビングや玄関にも飾って、外でも中でもその姿を楽しんでいます。
桜舞う熊本城 [観光スポット(熊本)]
八重桜が色鮮やかに美しいです。
3日の日に、倉敷から娘たちが帰ってきていたので、熊本城に行きました。
暖かく春雨が時折降る日でした。
三の丸駐車場に車を止め、歩いて向かいます。
そり立つ石壁を見ながら、お城に向かう気持ちが高まります。
桜は、散り始めていましたが、舞う花びらに迎え入れられるかのような感じもします。
白い大島桜のような桜木は、とてもきれいです。
入場門から入り眺めた姿です。
日本三名城の一つでもあるこの熊本城は、加藤清正が幾多の実践の経験を生かし、
7か年の月日を費やして完成したようです。
周囲が5.3kからなる豪壮雄大な構えです。
石垣は、特異な勾配と堅牢さで、「武者返し」の石垣と呼ばれています。
天守閣に登り、上から眺め下ろした様子です。
今や、熊本の象徴的存在でもあるくまモンも見えます。
天守閣の後、本丸御殿に入ります。
玄関口にあたる60畳の鶴の間、35畳の梅の間、28畳の櫻之間、24畳の桐の間が連なる
大広間です。
その広さは圧巻です。
昭君之間です。
中国宮邸の物語を描いた障壁画が見事です。
漆塗りの折上げ各天井で、天井画には金箔の上に様々な植物の絵が描かれています。
豪華絢爛という感じのする間です。
細川家御用絵師の「杉谷行直」の杉戸絵も展示してあります。
城の構えだけでなく、芸術的作品も見られるのも熊本城の素晴らしいところだなと思います。
門を出たところのお濠の様子も、桜に緑の土手が、春らしい光景で和みます。
正面から見ると、このように見えます。
駐車場のほうに歩きながら、端のほうから眺めたお城の様子です。
前写真では、別々に見えたのに、
まるでくっついて建っているかのように見えるのも面白いです。
熊本城は、以前にも来たことがありますが、この桜の時期は初めてで
一段とお城がひきたって美しいなと思ったことでした。
「行って良かった!日本の城ランキング」でも1位になっている熊本城
その良さが十分に堪能できる城です。
駐車場の桜並木のところは、花びらが地面を覆い尽くして、桜のじゅうたんでした。
いい時期に、娘たちと楽しめて良かったです。
夏目漱石内坪井旧居(熊本) [観光スポット(熊本)]
夏目漱石旧居の庭に咲いていた水仙の花です。
漱石は、明治29年に五高(今の熊本大学)に英語の教師としてやってきました。
その4年3か月間に6回も転居し、ここは5番目の家で、一番長く暮らした家のようです。
洋室も素敵な外観です。
家に入ると、漱石が猫をなでながら、書斎で座っている姿に出会えます^^
床の間の横の小ぶりの障子戸も、粋で洗練された美しさがあります。
漱石の水彩画です。
この部屋は、宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」のモデルにもなったとのこと。
ここにきて、初めて知りました。
廊下から、中庭を見たところです。
和室に続いてある洋室です。
家の中を一通り見学した後、庭も見て歩きました。
何の実でしょう。キンカンのような大きさの不思議な実です。
(mimimomoさんより、教えていただきました。くちなしの花の実とのこと。
そういえば、栗きんとんを作るときこのくちなしの実を使うと思ったことです。)
長女筆子の産湯に使った井戸もあります。
上を見上げると、白い梅が咲いています。
椿も咲いていたりして、季節ごとの花も楽しめる広い庭です。
漱石が家族と過ごしたこの旧居。
教育者として仕事に励みつつ
この庭に漱石が出たりして、眺めたりもしたのかと思うと、感慨深いものがあります。
漱石夫人も、この5番目の旧居が、熊本で住んだ家の中で一番いい家だったと
語っているようです。
湖畔のレストラン [観光スポット(熊本)]
花かんざしの花です。
真ん中が黄色で外が白いかわいいお花です。
窓辺で、蕾が日差しを浴びて、次から次に開いていきます。
花びらは、カサカサとドライフラワーのような触感です。
ドライフラワーにもいいかなと、小さい花束も作っています。
熊本市にある湖畔のレストランに行きました。
コキョウ(湖鏡)というお店です。
江津湖が店の前にあり、今の時期はたくさんの水鳥たちが来ています。
カモの水面に映る姿もきれいです。
双眼鏡を手にバードウォッチングを楽しまれている老夫婦の方もおられ、
ユリカモメも来ていると教えてくださいました。
大きなアキニレの木もあります。
初春の優しい日差しを浴びて美しい眺めです。
タンポポもかわいらしくお顔をのぞかせています。
湖畔の様子を楽しんでから、コキョウの店内に入りました。
通されたテーブルの窓辺も素敵です。
外のテラスも見えます。
暖かくなったら、外でのお食事も楽しめそうです。
ちょうど、テラスの椅子のところに、かわいい小鳥が来ました。
首を傾げたしぐさもかわいいです。
お料理も、彩も美しくたくさんの食材が使われ、とても美味しかったです。
コキョウでゆっくりとランチを味わってから
同じ熊本市内にある夏目漱石邸に向かいました。
また後日、載せたいと思います。