太宰府 光明禅寺 [観光スポット(福岡県)]
紅葉が見頃な太宰府に行ってきました。
一番に見たかったのが光明禅寺です。
ここは、3年前に来たときは夏で、苔や緑の木々が立ち並ぶ石庭が素晴らしく感動しました。
そのときの様子です。
http://rosemarye.blog.so-net.ne.jp/2011-09-03
紅葉するときに、また是非来たいと思っていたところです。
門の所です。
すぐに前庭の石庭があります。
日に照らされると、一段と色づいた葉っぱが映えますね。
お堂に入り、裏庭の方に行きます。
そこには、紅葉した木々に、白砂地に散ったモミジの葉など、彩りよく目に飛び込んできます。
苔寺としても親しまれているように、緑の濃い苔、大海を表現した白砂、そして配置された大小の石
そこが赤く染められたような感じです。
黄色く染まった葉っぱも美しいです。
この時期の美しい枯山水の庭が見られて、嬉しい訪れでした。
光明禅寺のすぐ近くのお茶処も、雰囲気のいい佇まいです。
この後、太宰府天満宮もお参りすることにしました。
途中の木々も赤く染まっています。
次回は天満宮の記事に続きます。
ボストン美術館展 [観光スポット(福岡県)]
水仙の花です。
うつむきかげんに咲く香りのいい花
水仙の名前は、中国から渡来したものです。
黄色の水仙の花言葉=気高さ・感じやすい心
10日ほど前ですが、「九州国立博物館」に行きました。
「ボストン美術館 日本美術の至宝」の特別展があり、3月17日まででした。
ボストン美術館史上最大規模の展覧会ということで、たくさんの方々が観に来ておられました。
東京や名古屋でも開催されていたので、見に行かれた方もいらっしゃると思います。
45万点を超える作品を所蔵している美術館で、日本美術のコレクションがその約4分の1をしめます。
海を渡った「まぼろしの国宝」が一堂の里帰りの展示ということで、見ごたえがありました。
曽我簫白の「雲龍図」や屏風など、ダイナミックで迫力があります。
平治物語絵巻なども、平治の乱の平家と源氏の幕開けとなる戦いで、その描写も繊細に詳しく
描写されています。
吉備大臣入唐絵巻は、遣唐使としての学者吉備真備のユーモラスなお話なども絵巻に描写され
おもしろかったです。
尾形光琳のダイナミックな波や島を描いた「松島図屏風」など、独特なタッチで圧倒させられます。
ほかにもたくさんの日本美術に触れられるいい機会でした。
ボストン美術館のガイドのパンフに、どうして日本の文化財がアメリカのボストン美術館にあるのかの
説明が書かれていました。
ボストン美術館ができた頃、日本は明治時代で、文明開化で急激に変化する時代でした。
生活に困った上流階級や寺院が宝物を売りに出すようになりましたが、西洋のものが良いとされていた
当時、日本古来の美術品はあまり価値のないものと思われ日本人は見向きもしなかったようです。
そんな状況を悲しんだ3人が、岡倉天心、ビゲロー、フェノロサで、日本の文化財を救うために立ち上がり
集められた文化財が、ボストン美術館のコレクションになったようです。
里帰りした国宝級の美術展を鑑賞して、改めて日本美術の素晴らしさに感動したことです。
チロリアンなどのお菓子で知られている老舗「千鳥屋本店」です。
店内に、「源氏物語」の絵が貝に描かれたものが飾ってあります。
登場人物のそれぞれの絵が見事に美しく描かれています。
ここで、チロリアンも買って帰ることでした^^
この千鳥屋本店の近くに、前記事の嘉穂劇場や伊藤伝右衛門邸があります。
炭坑の町として栄えた飯塚市、見どころもいろいろあり、楽しめます。
お家ご飯です。
しらす丼
とろみあるもやしスープ(もやし、椎茸、蒲鉾を煮たて、中華だし、塩・薄口醤油で味をつけ、
水溶き片栗粉でとろみをつけています。)
湯がいたブロッコリとタン(梅酢味噌をかけています。)
ジャガイモとウインナーのバター焼き
キムチ
ししゃものフライ、 タマネギ・シラス・春菊のかき揚げ
鶏手羽と大根のさっぱり煮
ほうれん草のおひたし
ピーマン・ベーコン・タマネギのソテー(おかか、めんつゆで味付け)
豚肉のショウガ焼き
サーモンハラスのオリーブソテー
焼きうどん(ショウガのみじん切りをオイルで炒め、豚肉・タマネギ・人参・キャベツを入れ炒め
うどんを入れ、醤油、みりんで味付け)
厚揚げのめんつゆソテー、おかかをのせます。
刺身こんにゃく味噌だれかけ
大根の煮物
野菜炒め
ナポリタン
ポテトサラダ、ブロッコリ、トマト
暑く感じられるくらいの日が急に訪れ、サクラも一気に開花しています。
お花見も、早まりそうですね。
旧伊藤伝右衛門邸(筑前飯塚雛まつり) [観光スポット(福岡県)]
桃の花
ひな祭りのお花でもありますね。
ひな祭りは、旧暦の3月3日(現在の4月)にされるところもあるようです。
3月の始めの頃から飾り棚に飾っていますが、まだきれいに咲いています。
桃の花の花言葉=気立ての良さ・記念日
福岡の飯塚市では、今の時期、各名所で随所に雛人形が飾られています。(2月9日~4月1日)
その1カ所、旧伊藤伝右衛門邸です。
九州1の炭坑王で、歌人柳原白蓮が妻として過ごした邸宅です。
朝日新聞に、白蓮が、夫(伊藤伝右衛門)に向けた絶縁状が公開されたのは有名な話です。
その伝右衛門と白蓮の人生を垣間見るような思いにさせられる所でもあります。
応接間のステンドグラスが美しいです。
大きな邸宅の中には、古式ゆかしき雛たちが、種類もさまざまで、たくさん飾ってあります。
座敷雛(毎年テーマを変えて構成されるようです。)
通路横に並べられた市松人形やつるし雛
雛軸
各部屋に飾られた皇室ゆかりの雛たち(皇室出身の歌人、白蓮にちなんだ雛人形たち)
家財道具など
ここに紹介しているのは、一部で、ものすごい数の雛人形たちが至る所に飾ってあり
圧巻という感じです。
素敵な掛け軸の掛けられたお茶室もあります。
白蓮が使っていた部屋から見た庭園の眺めです。
池を配した広大な回遊式庭園です。
白蓮の歌です。
長い廊下で、天井などの張り方にも工夫がこらしてあります。
筑豊の炭坑王にふさわしい、贅を尽くされた和洋折衷の調和が美しい邸宅でした。
今日は、あの東日本大震災があった日ですね。
その時間は、博多駅のところにいて、駅前で各新聞社の号外が配られました。
それを見て、日本で本当にこのような津波が起きているのか、信じられなかったです。
声も出ず、不安な気持ちで、その新聞を見たのを思い出します。
たくさんの人たちの命を奪っていった地震。
復興もまだまだ遅れている状態。
被災された方々が、安心して暮らせるますようにと、早い復興を願わずにはいられないです。