知覧~指宿 [観光スポット(鹿児島)]
パスカリ
4月~5月に数輪咲いて、休止状態だったバラのパスカリが、また開いてくれました。
白に少しベージュがかった色合いで、ソフトで姿がとても美しいです。
前記事の知覧からの続きです。
知覧武家屋敷には、橋を渡っていきますが、そこの場所から撮った写真です。
年代を感じる趣きのある石橋です。
武家屋敷から指宿のほうに行き、開聞岳近くのイタリア料理のお店でランチにしました。
ピエナという名前のお店です。
前菜のプレート
いろいろプレートに乗っていて、どれから食べようかと嬉しい迷いです。
白いカップは、ジャガイモの冷製スープです。
メインはパスタやピザを選びます。
柚胡椒風味のパスタです。
ピリッとした味わいですが、さっぱりとした味付けで、とても美味しいです。
ハーブのナスタチウムも飾られた美しい盛り付けです。
最後の珈琲とスイーツです。
少しずつ種類も多いお料理やスイーツ、彩も楽しめて、美味しいランチでした。
「花と香りのお店」というところがあり、独身の頃も行ったことがあるのですが、
その頃は、鮮やかなブーゲンビリアで覆われた入り口に、中のほうもおしゃれな感じで
ハイビスカスティーなどのお茶をいただいたりしました。
とても素敵な印象のお店だったのですが、今回寄ってみたら
ちょっとさびれた感じになっていました。
年月も過ぎているというのもあるのかもしれませんね。
でも、お店の後ろのほうに、ハーブガーデンがあり、
行ってみると嬉しい木との出会いがありました。
大きなマグノリアの木です。
「風と共に去りぬ」でも出てくるようです。
中学生の頃、読んだのですが、このマグノリアが出てきたかは、思い出しませんでした。
最近読んだ本で、原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」の中で、
「うつくしい墓」という章が最初に出てきます。
画家のアンリ・マティスのことが書かれているのですが、
マグノリアの花が象徴的な感じで出てきます。
マグノリアのマダム、マグノリアのマリアとして登場してくる女性たちの話でもあります。
マティスも、実際「マグノリアのある静物」の題で素敵な絵を描いています。
ですから、おおきなこの木が目に飛び込んできたときは、嬉しい感動もありました。
白くて大きな花です。
別名タイサンボクとも呼ばれている木です。
ローズマリーなどの植えられた向こうには、アジサイもいっぱい咲いていました。
車中から、山水画のような景色が見られました。
山に、もやがかかっています。
ちょうど木々がトンネルのようになっているところがあり、そこからの光景です。
知覧武家屋敷の売店で、気にいって買ったお茶筒と羊羹の詰め合わせです。
知覧はお茶どころとしても有名です。
かわいいお茶筒には、知覧茶も入っていて、羊羹も茶葉とそら豆の羊羹です。
毎日飲むお茶、かわいいお茶筒から出して入れるのも、嬉しい気持ちになります。