鍋島藩窯秋祭り [観光スポット(佐賀)]
伊万里焼の窯元のお店の前にあった鉢植えの南天
色の出具合がとても美しいです。
11月1日~5日まで、伊万里の大川内山では、「鍋島藩窯秋祭り」があり、
その期間に訪れました。
屏風岩の山水画のような景色の中にある窯元
日本で最初に磁器を完成させた鍋島藩窯は、有田からこの大川内山に藩窯を移して、
その技法が他に漏れないようにし、
大名や将軍家、朝廷に献上するための高級焼き物を明治4年まで焼き続けました。
明治4年の藩窯解散後も、高度な技術は受け継がれ、伊万里焼の中心になっているところです。
このお祭りの期間、おもてなしプレートと伊万里のお菓子がセットになった「鍋島スイーツ」が
限定販売されます。
お祭りの記念に買い求めましたが、プレートの手描きの柄が、どれも素敵で迷ってしまいました。
悩んだ末に選んだプレートです。
下には、伊万里の美味しいお菓子が入っています。
30ほどある窯元のお店を見て回るのも、楽しいです。
かわいい紅白の達磨もショーケースに展示してありました。
柿の描かれたお皿が目に留まり気に入り、こちらも買ってリビングの棚にさっそく飾っています。
シックな青磁の地色に葉っぱの紋様や描かれた柿のオレンジ色が鮮やかです
あとお正月にも良さそうな扇の小ぶりの皿も買いました。
飾ってもいいし、かわいいお菓子などをのせるのにも良さそうです。
陶磁器などを見て回るのも、ついつい時間のたつのも忘れて夢中になってしまいます。
とても買えない高価なお皿なども、目の保養になりました。
伊万里 風鈴まつり [観光スポット(佐賀)]
ハンカチの花。コンロンンカ。
ツル状に伸びて成長します。
黄色いところが花で、白い花びらのような部分は、がく苞(がくほう)です。
白いハンカチのように、涼しげでに見える花です。
ベゴニアの花といっしょに、小ぶりな花瓶に挿しています。
6月のことですが、窯元の里、伊万里に行って来ました。
6月14日~8月31日まで、伊万里の鍋島焼きの里、大川内山で「風鈴まつり」が実施されています。
橋のところもいかにも窯元の町という感じです。
飛行機雲が、青い空に掃いたように漂っています。
時間がくると、いっせいに鳴る風鈴のオブジェがあります。
伊万里焼を出してるたくさんのお店が、道の両脇にずっと並びます。
山々と窯元のお店の景色が、いかにも「秘窯の里」という感じです。
お店の前に飾ってあるお花も、雰囲気があって素敵です。
工房で作られた陶器など、お店お店で特色があり、それを楽しみながら見て廻るのも楽しいです。
主人と私も、それぞれの好みで風鈴を買い求めました。
さっそく和室に下げて、その音色を味わっています。
主人の選んだものです。
私の選んだもの
2つの風鈴、外から入ってくる風に揺れて鳴る風鈴。
微妙に、音色が違います。
お昼は、民家レストラン「伊万里亭」でいただきました。
それぞれにとても美味しいでしたが、
入っている器が、また良くて、器を眺めながらいただく至福の時間でした。
美しい鳥、かわせみの図柄のコーヒーカップです。
伊万里亭の、入り口にあるアジサイが、また目をひきました。
まるで、紫の小さいバラを集めたようなアジサイです。
ピンクのアジサイも、色が華やかです。
伊万里焼のお店では、風鈴以外にも青磁のカップやお皿も買ったりしました。
焼き物の町で、陶器をゆっくり眺めながら歩く満たされた時間でした。
この店にはどんな器たちがあるのかしらと、ワクワクしながら入ったものです。