平戸の教会 [観光スポット(長崎)]
庭に咲いているアイスバーグ。吹き抜けの窓から差す光に照らされています。
いっそう純白の清廉さが感じられるバラです。
平戸の教会をいくつか回りました。
最初に訪れたのが、平戸ザビエル記念教会です。
ここは、「寺院と教会の見える風景」としてのスポットにもなっています。
山の斜面に見える寺院と教会の融合。平戸ならではの景色です。
何段も石段を上っていきます。
平戸ザビエル記念教会が見えてきました。
フランシスコ・ザビエル像です。
1549年に鹿児島に上陸した後、布教活動で、ここ平戸には1550年に来ました。
その後も含めて、平戸には3度来島しているようです。
ここのザビエル記念教会は、撮影禁止の注意がなかったので、中のほうも撮らせてもらいました。
白いドームの天井もマーブル模様の柱も美しいです。
ステンドガラスの窓から差し込む光も優しく、心を穏やかにしてくれます。
教会の前にも、マリア像があります。
昨年の今頃、天草の崎津教会で見たマリア様によく雰囲気が似ていると思ったことです。
平戸中心部から車を走らせ、海沿いを下っていきます。
宝亀というところに、「宝亀教会」があります。
イギリス積のレンガ造りで、煉瓦の色に白い色がくっきりと美しい外観です。
平戸市内で、最も歴史のある古い教会とのことです。
教会の横壁のミントグリーンやザビエル記念教会のグリーンの色もとても好きな色です。
神戸の異人館の「萌黄の館」の萌黄色に似ているなと思うことです、
次に向かったのが、まだ下のほうにある「紐差教会」です。
入り口のステンドガラス
宝亀教会とここの紐差教会は、中は撮影禁止だったので教会内の画像はありませんが
中に入ると、とても厳かな気持ちになることでした。
敷地内には、「ファチマの聖母像」があります。
聖母の前にひざまずく3人の子供と羊たち。
ファチマは、ポルトガルの山の中にある村で、ルチア、フランシスコ、ヤシンタの
3人の子供たちの前に聖母が出現したとのこと。
とても可愛らしい雰囲気をかもし出していますが、この聖母の出現には深い意味が
あったようです。
もし興味のある方は、「ファチマの聖母」で検索するといろいろな記事が出てきます。
紐差教会の前のマリア様。
慈愛深い美しいお顔
祈りをささげたくなるような気持ちに、自ずとなります。
感謝の気持ちを忘れずに、不穏な世界情勢も落ち着いて平和な世界にと、心から願います。