桜舞う熊本城 [観光スポット(熊本)]
八重桜が色鮮やかに美しいです。
3日の日に、倉敷から娘たちが帰ってきていたので、熊本城に行きました。
暖かく春雨が時折降る日でした。
三の丸駐車場に車を止め、歩いて向かいます。
そり立つ石壁を見ながら、お城に向かう気持ちが高まります。
桜は、散り始めていましたが、舞う花びらに迎え入れられるかのような感じもします。
白い大島桜のような桜木は、とてもきれいです。
入場門から入り眺めた姿です。
日本三名城の一つでもあるこの熊本城は、加藤清正が幾多の実践の経験を生かし、
7か年の月日を費やして完成したようです。
周囲が5.3kからなる豪壮雄大な構えです。
石垣は、特異な勾配と堅牢さで、「武者返し」の石垣と呼ばれています。
天守閣に登り、上から眺め下ろした様子です。
今や、熊本の象徴的存在でもあるくまモンも見えます。
天守閣の後、本丸御殿に入ります。
玄関口にあたる60畳の鶴の間、35畳の梅の間、28畳の櫻之間、24畳の桐の間が連なる
大広間です。
その広さは圧巻です。
昭君之間です。
中国宮邸の物語を描いた障壁画が見事です。
漆塗りの折上げ各天井で、天井画には金箔の上に様々な植物の絵が描かれています。
豪華絢爛という感じのする間です。
細川家御用絵師の「杉谷行直」の杉戸絵も展示してあります。
城の構えだけでなく、芸術的作品も見られるのも熊本城の素晴らしいところだなと思います。
門を出たところのお濠の様子も、桜に緑の土手が、春らしい光景で和みます。
正面から見ると、このように見えます。
駐車場のほうに歩きながら、端のほうから眺めたお城の様子です。
前写真では、別々に見えたのに、
まるでくっついて建っているかのように見えるのも面白いです。
熊本城は、以前にも来たことがありますが、この桜の時期は初めてで
一段とお城がひきたって美しいなと思ったことでした。
「行って良かった!日本の城ランキング」でも1位になっている熊本城
その良さが十分に堪能できる城です。
駐車場の桜並木のところは、花びらが地面を覆い尽くして、桜のじゅうたんでした。
いい時期に、娘たちと楽しめて良かったです。